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演劇集団キャラメルボックス25thXmasツアー『サンタクロースが歌ってくれた』10Days Limited Version [観劇]

今日は演劇集団キャラメルボックスの公演『サンタクロースが歌ってくれた』を観に行ってきました.
今日の公演は「10Days Limited Verion」と銘打たれた、キャスト総入れ替えの東京限定公演です。

クリスマスイブの東京。彼氏のいない「ゆきみ」は、池袋の映画館で友人の「すずこ」と待ち合わせ。
しかし、「すずこ」が約束の時間に来なかったため、一人で中へ。映画のタイトルは『ハイカラ探偵物語』。
大正5年、芥川龍之介と平井太郎(後の江戸川乱歩)が怪盗黒蜥蜴と戦う話だった。ところが、 芥川が黒蜥蜴を追い詰めた場面で、黒蜥蜴が消失! どうやら、映画の外に逃げたらしい。芥川と太郎、そして警視庁の菊池警部は、黒蜥蜴を追って、映画の外に飛び出す。そして、「ゆきみ」に現代の東京の案内を頼む。
一方、「すずこ」が遅刻して映画館に辿り着くと、中からメイド服の女が飛び出してきた。 彼女は、映画の中から逃げてきたと言う……。
(公式サイトより)


初のサンシャイン劇場2階席だったのですが、傾斜がけっこうあり思った以上に見やすかったです。
前説に加藤さんと新人の小笠原利弥さんが登場。実は加藤さんと新人さんの前説、というのも初体験でした。
以前はよくあったそうですね。初々しい小笠原さんの初舞台は来年春。楽しみです!
劇団内デュオ・ペリクリーズも登場しお約束の展開と美声を楽しませてくれました!

そして開幕。
スクリーンから登場人物が飛び出してくる、というファンタジックな設定ですが、舞台という特性を活かした作りになっていてすぐに惹き込まれました。
既に大阪・北九州での公演を終えてきた通称「Aチーム」の公演がこれからなので、詳細な感想は先送りにしまして。
前公演『シラノ・ド・ベルジュラック』で主演を勤めた阿部丈二さん演じる菊池警部が弾けまくってます!
大正時代初期の人物という映画内の設定そのままに銀幕から飛び出してきた彼ら。現実世界に飛び出してきても、現代の東京の事など何もわからない。そこから巻き起こる騒動に涙が滲むほど笑わせてもらいました!
芥川の大内厚雄さんと太郎の岡田達也さんのやり取りも楽しくて、そして終盤にかけて明らかになる太郎、芥川のそれぞれが抱えた苦悩や葛藤、互いへの想いにジーンとしました。
お二人とも夏の公演でそれぞれ坂本竜馬を演じ、その時の「導く人」という役柄もかっこよかったですが、今作のような葛藤する人物もとっても魅力的です。
最後の芥川の台詞、聞いた瞬間には「?」だったのですが、すぐ「あぁ、あそこと繋がってこの台詞か!」と気付いてまたジーンとしました。

大盛り上がりでカーテンコールは4回。
4回目に舞台に登場した岡田達也さんの言葉に噴き出しちゃいました。
お疲れの所何度もお呼びたてしてスミマセン(笑)
ハイテンションな阿部さんの最初の挨拶や、何故か全く関係なさ過ぎる事を話し出す大内さんと共演者のリアクションにも大ウケでした!

「Aチーム」とは、"同じ脚本なのに全然違うものに仕上がってる"との事。両チームがどんな違いを見せてくれるのか今から楽しみです。
まずは今日の通称「Bチーム」の舞台、本当に楽しかったです!
東京でしか観られませんし、BチームはDVD化もされないそうですので、是非劇場で観て頂きたい公演です!

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くにちゃん

僕もいきましたよ^^阿部さんおもしろかったです。
by くにちゃん (2010-11-22 17:18) 

リュカ

>くにちゃんさん
楽しかったですよね♪
阿部さんの警部最高でした^^
by リュカ (2010-11-24 20:46) 

くにちゃん

次のキャラメルの舞台の阿部さんに注目ですね^^
by くにちゃん (2010-11-25 12:46) 

リュカ

>くにちゃんさん
今後も阿部さんから目が離せませんね♪
by リュカ (2010-11-29 19:46) 

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