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ナゾトキ×出会いの物語 『レイトン教授と魔神の笛』 [ゲーム]

レイトン教授シリーズ2ndシーズン『レイトン教授と魔神の笛』。
前作『最後の時間旅行』で、世代を越えた揺るぎない友情を誓ったレイトン先生とルーク少年の出会いのエピソードです。
(若干のネタバレを含みます。攻略情報はありませんのであしからず。)

レイトン教授の元へ届いた一通の手紙。差出人はレイトンの旧友、クラーク・トライトンだった。
クラークの手紙によると、
「謎の巨人が現れて、次々に町を破壊している」
という。
さらに手紙には隠されたメッセージが……。
突然押しかけてきた自称・助手のレミと共に、クラークの住む霧の町、ミストハレリへと向かったレイトン。
町では謎の巨人による被害の跡が残されていた。
『魔神の笛が鳴り響く時、それは現れる』
ミストハレリに伝わる謎の魔神伝説。
果たして正体は、神か?悪魔か?
そして、世界の終わりを予言する少年・ルークと出会う。
解明に向かうレイトンを待ち受ける、様々なナゾ。
さらに迫り来る、新たな闇。
多くのナゾが絡み合い、浮かび上がる驚愕の真実!
(公式サイトより)

第1作の『不思議な町』事件より3年前、という設定です。
旧キャラはもちろん、新キャラもみんな魅力的でした。
2ndシーズンでの助手、レミ・アルタワは活動的でかっこいい女性で、レイトン先生のいいパートナーになりそうです。格闘術を身に付けている彼女は、複数の暴漢に囲まれてしまっても、ルークをレイトン先生に任せあっという間にのしてしまいます。レイトン先生には出来ない(というかキャラクターイメージ上させられない)事を、彼女が一手に引き受けるような感じでしょうか。
ちょっと幼いルークも可愛かったです。魔神に怯え、魔神が出現した頃から様子のおかしい父・クラークを疑うルーク。ミストハレリ町長の息子で、町の他の子ども達とはあまり交流のないルークの寂しさが彼の言動に滲み出ていて、前シリーズとは別人のようなその姿に胸が痛みます。
事件解決後、すっかり心を開いたレイトン先生に弟子入りを志願したルーク。ここからレイトン先生とどんな風に絆を作り上げていくのか楽しみです。
ルークとミストハレリ地主の娘で病弱な少女・ユラの友情も可愛らしくて良かったです。
ユラが今回の事件の重要な存在となっていて、一年前に亡くなった地主である父は町の人達から嫌われていた事もあり、心を閉ざしてしまったユラを救おうと奔走するルークの姿にジーンとしました。
レミの知り合いで、レイトン先生とも面識のあるグロスキー警部が素敵過ぎます!
類稀な運動神経、実直で騙されやすいけど熱いハートと厚い胸板の持ち主、レイトン先生とは違う方向性ですが彼も素敵な英国紳士です。
そして何よりも事件の黒幕、デスコールがカッコイイのです!
白い仮面と黒いマントを身に纏い、知的で紳士的な振る舞いを見せながらも、目的の為には手段を選ばない残酷で冷酷な科学者。 そして以前からレイトン先生を知っているかのような口ぶり。謎めいた存在感が物語を盛り上げます。
演じてる渡部篤朗さんがいい声をしていて聞き惚れてしまいます。
『魔神の笛』でも映画『永遠の歌姫』でも、古代遺跡や文明に執着してるようですが、一体彼の目的は何なのか、今後の展開が楽しみです。

エンディングではユラを想うある存在の心に大感動!
DS片手にボロ泣きしてしまいました。
嫌われていた地主の娘であるユラは、自分も町の人から嫌われていると思い込んでしまいます。
使用人を全てクビにして、荒れ果てた屋敷の中に閉じこもっていたユラ。彼女が心を開いた時に見た、温かく優しい想いにジーンとしました。

ストーリー展開も秀逸で、魔神伝説の謎、「厄災の魔女」と呼ばれたユラの謎、ミストハレリに存在したと言われる伝説の黄金宮の謎、全ての伏線が集約していく様には感嘆しました。

まだまだ解けないナゾやミニゲームもあり、クリア後に遊べるおまけRPG「ロンドンライフ」もまた楽しいです。
(『MOTHER』+『どうぶつの森』)×『レイトン教授』、って感じで(知らない人には全く伝わらない例えですみません)飽きる事無く、止め時がわからず延々と遊んでしまいます。
Wi-fiで配信されるナゾもあるし、まだまだ当分遊べそうです。

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