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映画『レイトン教授と永遠の歌姫』 [映画:劇場]

昨日はレイトン教授シリーズの映画版『レイトン教授と永遠の歌姫』を観てきました。

ある日、レイトンの下にオペラのチケットが同封された一通の手紙が届いた。差出人はレイトンのかつての教え子、オペラ歌手のジェニス・カトレーン。1年前に亡くなった友人・ミリーナが7歳の少女の姿で現れ「永遠の命を手に入れた」と言っているという。
この不可解な出来事を解明するため、レイトンはルークや助手のレミと共にオペラが上演される”クラウン・ペトーネ劇場”へと向かう。そこで上演されたのは、レイトンの師であるシュレーダー博士が研究していた不老不死王国『古代アンブロシア王国』の伝説を元に、作曲家のオズロ・ウィスラーが作曲した新作オペラ。
しかし、劇場に集まった観客達の本当の目的は、「永遠の命」を手に入れることであった。舞台に現れた怪しげな男の合図で、「永遠の命」を与える1人を絞り込むためのナゾトキゲームが始まる―
(公式サイトより)

11月に発売された、ニンテンドーDSのレイトン教授第2シリーズ第1弾『レイトン教授と魔神の笛』事件の直後の物語、という事になっています。
ゲームの優しく温かい雰囲気はそのままに、スクリーンで繰り広げられるナゾトキと冒険は迫力満点でした!
生前の記憶を持ち蘇ったミリーナの謎、永遠の命の秘密が隠されているという伝説の不老不死王国「古代アンブロシア王国」、魅力的な謎に満ちた物語に惹き付けられます。
レイトン教授シリーズの最大の特徴である頭の体操的ナゾトキは映画でも健在です。ナゾが出題され、ゲーム中でもお馴染みのシンキングタイムの音楽が流れるシーンは、命懸けとなってしまったナゾトキゲームの緊迫感を増しています。実際にレイトン先生を始めナゾトキゲームの参加者達がぶつぶつ言いながら考えているので、その間観ている自分も答えを考える事が出来て楽しめました。
そして、音楽が今作の重要なファクターになっていて、ミステリアスな響きのオペラの楽曲が印象的です。またその曲を歌うジェニスを演じた声優さんの声も綺麗で素敵でした。

また、映画でもレイトン先生のパーフェクトぶりが光ります。
あり合わせの道具で小型ヘリコプターもどきを作ってしまったり、楽譜を初見でピアノを演奏してしまったり、この事件の首謀者である仮面と黒マントを身に付けた謎めいた科学者・デスコールとの一騎打ちも、迫力満点でカッコよかったです!
デスコールの声を演じているのは俳優の渡部篤朗さん。知的で紳士的なふるまいを見せながらも、目的のために手段を選ばない残酷さを秘めた、頭の切れる魅力的な悪役です。
このデスコールは、ゲーム版の第2シリーズを通しての宿敵となっていて、以前からレイトン先生を知っているらしいデスコールの正体と真の目的は何なのか? 始まったばかりの彼との戦いの行方も目が離せません!

たとえ離れ離れになっても、想えばいつでも傍にいる。
永遠の命に込められた愚かしくも悲しい切実なある想い、その想いに触れた人達の言葉や行動、そこにある愛情や絆に胸を打たれました。


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