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アクションRPG 『アヴァロンコード』 ニンテンドーDS [ゲーム]

ゲームも大好きでついに作ってしまったゲームカテゴリ。
11月に発売されたニンテンドーDS用アクションRPGです。

世界が炎に包まれ滅んでいく夢。妙にリアルなその夢を何度も見るようになった頃、丘で昼寝をしていた主人公の手元に1冊の分厚い本と猫のような容貌の小さな少年が現れる。少年は炎の精霊レンボと名乗り、この世界はもうすぐ滅びると告げる。レンボは「お前は預言書に選ばれたんだ」と告げ、森・氷・雷の他の精霊を探し出し、預言書に「次の世界に残す価値あるもの」を書き写し次の世界を創世するための冒険に出る―

優しい雰囲気の可愛らしいイラストが魅力です。そして、可愛らしいイラストと裏腹にアクションは結構難易度が高く、画面の情報をしっかり読み取る事、辿って来た冒険を覚えておく事、得た情報をフル活用する事が求められます。
最近のゲームは割とヒントが多く易しいものが多いですが、このゲームはヒントは少なめで「自分で解く事」を求められていて、とてもやりがいがあります。『ゼルダの伝説』シリーズに近いものがあるかもしれません。
滅びる世界を救うのではなく、次の世界を創世する為に冒険するというのも斬新だなと思います。
このゲームの最大の特徴は、予言書を使って武器やアイテムを強化したり、モンスターを弱体化させたり、キャラクターの通り名を変えたりできる事です。全てのものにそれを構成する「コード」と呼ばれるものがあり、炎や森といった「属性」のコード、自由や名声といった「概念」、鉄や金などの「素材」、犬や猫などの「動物」、これらのコードを入れ替えたり組み合わせてダンジョンやイベントを攻略していくのが楽しいです。
主人公は少年・少女のどちらかを選べて、それぞれにヒロイン・ヒーロー候補が数名存在し、彼らと恋愛関係になる事もできます。ヒロイン達や脇役キャラ達もそれぞれの思いを抱えていて、物語に彩を添えています。
主人公の暮らす王国に戦争をしかけてきた帝国。2国の戦争を軸に物語は動いていきます。預言書を巡ってさまざまな想いや陰謀が交錯する様は、ゲームを進める手を止められない程惹きこまれました。
ラストボスはかつて預言書に選ばれ今の世界を創世した人物。彼には人間を憎悪し今の世界の滅びを早めようとするに至った悲しい過去があり、彼とかつて冒険を共にした精霊達の「あの時希望に満ちていたあなたが何故こんな事を?」という想いに胸が痛みました。
ミニゲームやフィールド探索、それぞれのキャラとのイベント、やれる事はたくさんあり、携帯ゲーム機とは思えないほどの充実した内容です。

セーブデータを1つしか作れないのが残念ですが、1度のプレイでは楽しみ尽くせない、何度でも楽しめるゲームです。


アヴァロンコード(特典無し)

アヴァロンコード(特典無し)

  • 出版社/メーカー: マーベラスエンターテイメント
  • メディア: Video Game



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