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内村光良監督作品 『ピーナッツ』 [映画:DVD]

小学生の頃からウッチャンナンチャンの大ファンで、この作品は映画館へも観に行きました。
映画監督を夢見ていた内村さんが、終了してしまった人気番組『内村プロデュース』のメンバーを中心に撮った初監督作品で、内村さん自身が主演です。劇場公開は2006年。

小さな商店街の仲間で結成された草野球チーム・ピーナッツ。かつては地元最強チームとして名を馳せていたが、現在はメンバーが9人にも満たずろくに試合も出来ないような有様だった。そんな時、「伝説のサード」と呼ばれていた主人公・秋吉光一が帰郷する。東京でスポーツライターとして活躍していた秋吉は、「新生ピーナッツ」を立ち上げようと昔の仲間達を訪ねた。だがそこには寂れ始めた商店街の再開発を始め、様々な問題が横たわっているのを目の当たりにする。そんな中、ピーナッツは再開発の是非を懸けた賭け試合に挑む事になる。相手は強豪社会人チームの「東和ニュータウンズ」。負ければ再開発により商店街も、メンバーの思い出が詰まった野球場までも無くなってしまう……。理想と現実、男のプライド、友情、恋模様、様々な想いを背負った新生ピーナッツの戦いが始まった。

内Pファンなら文句なしに胸を打たれる作品です。そうでない方にはどうなのでしょう? ファン故にあまり冷静に判断できません(苦笑)
出演者は内Pレギュラーを中心にした芸人さんがほとんどなので、演技は素人目に見ても……なのですが、シーンをこなすごとにレベルアップしていくのが窺えました。個人的には小料理屋店主・一鉄を演じたTIMのゴルゴさんの存在感がいいなと思います。台詞の無いシーンでの表情や立ち振る舞いから、一鉄の葛藤や野球と仲間への熱い想いが伝わってきました。
また、「嘘はつきたくない」というこだわりからCGやスタントは一切使わず、試合のシーン等全て出演者達自らがこなしています。この作品に対する内村さんとメンバーの強い思い入れを感じます。
劇中に流れる音楽は、内村さんの指名でふかわさんが担当。こちらも内村さんのこだわりから打ち込み音を使用せず、楽器が奏でる生の音でシーンを彩っています。番組内ではダメキャラな位置だったふかわさんですが、耳と心に残る素敵な曲を作り上げ音楽の才能を発揮しています。サントラCDも必聴です!
ちなみに落花生の花言葉は「仲良し」、ピーナッツの隠語は「はした金」、内村さんの情熱と出演者達の絆で作り上げられたこの映画にぴったりなタイトルです。全ては必然だったんだと思わせられます。
時の流れと共に、忘れ去ってしまった情熱。駄目だとわかっていても立ち向かう勇気。笑いと元気をもらえます。内Pファンでなくても是非観て頂きたい作品です。


ピーナッツ プレミアム・エディション [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • メディア: DVD



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コメント 2

ちぃ

ピーナッツ、アタイも見たよ。
初監督にしては、よく出来ていると思った。
そして、やっぱりあのメンバー。
内Pファンには、たまりません♪
あのメンバーで、大喜利が始まらないのが、不思議な位だ。(笑)
by ちぃ (2008-06-23 23:33) 

リュカ

ピーナッツ見ましたか^^
あのメンバーはやっぱりいいですよねぇ>▽ファンならニヤリと出来るところも満載ですし>▽<
野球の練習中に大喜利~!(笑)
by リュカ (2008-06-23 23:55) 

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