山崎まさよし主演 映画『月とキャベツ』 [映画:DVD]
主演・山崎まさよしさんの俳優デビュー作であり、主題歌『One more time,One more chance』のヒットでも有名な作品です。
バンドを人気絶頂期に解散して以来、音楽への意欲を無くし田舎の高原でキャベツを作りながら暮らす主人公・花火は、音楽業界への復帰を促す周りの人々に戸惑いと焦りを感じていた。ある夏の日、花火のファンだと言う天衣無縫な少女・ヒバナと出会う。ダンサー志望のヒバナは無邪気な強引さで花火と日々を共にする。線の細い儚い雰囲気と謎めいた行動、そして真っ直ぐでひたむきな花火への想い。ヒバナの存在はいつしか消えかけた花火の心に火を灯す。そうして一つの楽曲が完成に向かう。やがて、ヒバナの真実を知った花火は祈るように叫ぶように歌う。『One more time,One more chance』と――。
ストーリーは言ってしまえばベタでありきたりかもしれません。ですが、ゆったりと流れる時間、静かで確かな2人の心の交流、何より山崎まさよしさんのラストの歌声に心震えます。ヒバナの真相はだいたい予想がついてしまうのですが、それでも山崎さん演じる花火がピアノに向かって『One more time,One more chance 』を歌い始めた瞬間、涙が溢れました。「叶うなら、もう一度会いたい」と歌う花火の前に現われたヒバナが、曲に合わせて踊るシーンは幻想的で綺麗なんだけれど、それが余計に切なくて泣けます。
ピアノを弾く花火の手にヒバナが手を添えるシーンがあるのですが、台詞もあまり無い静かなシーンなのにとても熱く強い想いが伝わってくる印象的なシーンです。手の動きで語り想いを伝え合う、言葉よりも確かなものがそこにあるように思えてとても好きなシーンです。
10年ちょっと前の作品ですし、登場人物がステレオタイプ過ぎる感もややあるのですが、誰かを愛する気持ち、想いを伝えたいと願う気持ちは誰もがいつでも持っている普遍のものであって、それは確実に人を動かすし奇跡だって起きるかもしれない。そんな前向きな気持ちにさせてくれるお気に入りの作品です。
バンドを人気絶頂期に解散して以来、音楽への意欲を無くし田舎の高原でキャベツを作りながら暮らす主人公・花火は、音楽業界への復帰を促す周りの人々に戸惑いと焦りを感じていた。ある夏の日、花火のファンだと言う天衣無縫な少女・ヒバナと出会う。ダンサー志望のヒバナは無邪気な強引さで花火と日々を共にする。線の細い儚い雰囲気と謎めいた行動、そして真っ直ぐでひたむきな花火への想い。ヒバナの存在はいつしか消えかけた花火の心に火を灯す。そうして一つの楽曲が完成に向かう。やがて、ヒバナの真実を知った花火は祈るように叫ぶように歌う。『One more time,One more chance』と――。
ストーリーは言ってしまえばベタでありきたりかもしれません。ですが、ゆったりと流れる時間、静かで確かな2人の心の交流、何より山崎まさよしさんのラストの歌声に心震えます。ヒバナの真相はだいたい予想がついてしまうのですが、それでも山崎さん演じる花火がピアノに向かって『One more time,One more chance 』を歌い始めた瞬間、涙が溢れました。「叶うなら、もう一度会いたい」と歌う花火の前に現われたヒバナが、曲に合わせて踊るシーンは幻想的で綺麗なんだけれど、それが余計に切なくて泣けます。
ピアノを弾く花火の手にヒバナが手を添えるシーンがあるのですが、台詞もあまり無い静かなシーンなのにとても熱く強い想いが伝わってくる印象的なシーンです。手の動きで語り想いを伝え合う、言葉よりも確かなものがそこにあるように思えてとても好きなシーンです。
10年ちょっと前の作品ですし、登場人物がステレオタイプ過ぎる感もややあるのですが、誰かを愛する気持ち、想いを伝えたいと願う気持ちは誰もがいつでも持っている普遍のものであって、それは確実に人を動かすし奇跡だって起きるかもしれない。そんな前向きな気持ちにさせてくれるお気に入りの作品です。
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