『谷川俊太郎詩選集 1』 谷川俊太郎 [詩集]
谷川俊太郎さん、中学生の時に国語の教科書に載っていた詩にとっても感動して以来、大好きな詩人さんです。
「マザーグース」や「スヌーピー」の翻訳でも知られている方です。
この詩選集にはデビュー作『二十億光年の孤独』、『愛について』『六十二のソネット』『うつむく青年』など1950年から'70年代の17冊の詩集と未刊詩篇から代表作を厳選されたものです。
私が特に好きなのは『うつむく青年』に収録されている『生きる』という作品です。生きているという事、愛する事、いのち、地球そして人々の営み。それらの美しさや尊さが真っ直ぐな言葉で伝わってきて心を揺さぶられます。
「人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ」
初めて読んだ時この最後の3行に涙したのを覚えています。
どう伝えていいかわからないもやもやした想いや感動、衝動を、谷川さんは的確な言葉で表現されていて、「どうしてこんなにわかるんだろう」と不思議でたまりません。
1931年生まれ、今年で77歳になられる谷川さん。変に偉ぶって上から目線で語ったり時代や若者に媚びたりしない、時代の力や若いエネルギーを歪めて見る事無くそのままに受け止めている方なのだと思います。凛として在り続けるその姿はとても憧れますし、温かく信頼出来るお人柄を感じます。
「マザーグース」や「スヌーピー」の翻訳でも知られている方です。
この詩選集にはデビュー作『二十億光年の孤独』、『愛について』『六十二のソネット』『うつむく青年』など1950年から'70年代の17冊の詩集と未刊詩篇から代表作を厳選されたものです。
私が特に好きなのは『うつむく青年』に収録されている『生きる』という作品です。生きているという事、愛する事、いのち、地球そして人々の営み。それらの美しさや尊さが真っ直ぐな言葉で伝わってきて心を揺さぶられます。
「人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ」
初めて読んだ時この最後の3行に涙したのを覚えています。
どう伝えていいかわからないもやもやした想いや感動、衝動を、谷川さんは的確な言葉で表現されていて、「どうしてこんなにわかるんだろう」と不思議でたまりません。
1931年生まれ、今年で77歳になられる谷川さん。変に偉ぶって上から目線で語ったり時代や若者に媚びたりしない、時代の力や若いエネルギーを歪めて見る事無くそのままに受け止めている方なのだと思います。凛として在り続けるその姿はとても憧れますし、温かく信頼出来るお人柄を感じます。
私も谷川俊太郎さんの詩には感動されられました。
言葉一つ一つに
魂がこもっているように感じます^^
by AYA*n (2008-08-13 11:47)
谷川さんの詩いいですよね^^
とっても感動させられて、言霊ってあるんだなぁって感じます。
by リュカ (2008-08-14 20:40)
昔々、小室等が「生きる」に曲をつけて唄っていました。
「いま生きているということ」というタイトルでした。
深く深く心をとらえられた詩です。
「かくされた悪を注意深くこばむこと」
ここがとても印象に残っています。
by miyuco (2008-08-14 21:08)
miyucoさんこんにちは^^
小室等さんがこの詩に曲をつけて唄っていたんですね。知りませんでした。どんな旋律なんでしょう^^
本当に深く心をとらえられますね。
by リュカ (2008-08-15 15:44)