映画『ピーター・パン』実写版 [映画:DVD]
ジェレミー・サンプター君主演の実写版の映画『ピーター・パン』。初めて少年がピーターパンを演じたそうです。そういえば、もう一つピーターパンの実写映画『フック』ではピーターは大人になってしまってましたし、ミュージカル等では女性が演じてますね。
ストーリーは語るまでもないので端折りまして。ディズニー版のピーターパンはウェンディが何だか生意気過ぎて好きになれないのですが、こちらのウェンディは生意気さの中にも少女らしい可愛らしさと芯の強さを持っていて好感度高いです。
で、ジェレミー君の美少年っぷりもいいのですが、私が惹かれたのは大人になってしまった悲しみと淋しさを讃えたフック船長です。野蛮な海賊でありながら、攫ったウェンディに船で物語を語らせたり、少年のままのピーターに寄せる嫉妬や羨望、単なる悪役で終わっていないフック船長の悲しい瞳に惹き付けられました。
ピーターを亡き者にしようとするフック船長からピーターを守る為、毒を仕込まれた果物を食べ死んでしまったティンカー・ベル。ピーターの悲しみと「生き返らせたい」という祈りが、世界中の人々の「妖精はいる!」という叫びに変わり、ティンカーが息を吹き返したシーンは胸が熱くなりました。想いの強さは可能性を高める!
飛行シーンや戦闘シーンはワイヤーアクションによる自然な動きで、ネバーランドや海賊船も原作の雰囲気を壊さず、冒険の世界にすんなりと入っていけます。大人が観ても充分楽しめる作品ではないかと思います。
ストーリーは語るまでもないので端折りまして。ディズニー版のピーターパンはウェンディが何だか生意気過ぎて好きになれないのですが、こちらのウェンディは生意気さの中にも少女らしい可愛らしさと芯の強さを持っていて好感度高いです。
で、ジェレミー君の美少年っぷりもいいのですが、私が惹かれたのは大人になってしまった悲しみと淋しさを讃えたフック船長です。野蛮な海賊でありながら、攫ったウェンディに船で物語を語らせたり、少年のままのピーターに寄せる嫉妬や羨望、単なる悪役で終わっていないフック船長の悲しい瞳に惹き付けられました。
ピーターを亡き者にしようとするフック船長からピーターを守る為、毒を仕込まれた果物を食べ死んでしまったティンカー・ベル。ピーターの悲しみと「生き返らせたい」という祈りが、世界中の人々の「妖精はいる!」という叫びに変わり、ティンカーが息を吹き返したシーンは胸が熱くなりました。想いの強さは可能性を高める!
飛行シーンや戦闘シーンはワイヤーアクションによる自然な動きで、ネバーランドや海賊船も原作の雰囲気を壊さず、冒険の世界にすんなりと入っていけます。大人が観ても充分楽しめる作品ではないかと思います。
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